佐々木寿美映の一言

2021.03.16

東日本大震災から10年が経ちました―。

2021年3月11日で東日本大震災から10年が経ちました。

この数日、テレビ各局は様々な視点で被災時の映像を流し、
当時の惨状が昨日のことのように蘇ってきて涙してしまいますが、
時の流れに寄り添い被災した方々の心の在りようも、日常の生活もそれぞれのあることを感じます。

 

当時の思いを綴った文章がありました。

~ふるさと大使かわら版「変わり果てたふるさと」~

“きっとまた素晴らしい街をつくることでしょう。そう信じています!”と結んでいました。

確かにインフラは整備され、都会的な新しい家々が建ちましたが、
それが必ずしも素晴らしい街になっているのか? これから真の復興を目指すそれぞれの街の課題でもあります。

昨年末に陸前高田市役所から“ふるさと大使制度”に一区切りする旨の文書が届きました。
平成9年に“陸前高田ふるさと大使”に委嘱され令和2年までの23年。
3人の市長のもと、自分の視点でふるさとの歩みを見続けてきました。

 

現在の、ふるさと陸前高田の町は高い防潮堤に囲われ、世界にも類を見ない広大な土地を嵩上げしましたが、
人口も中々増えず、まだまだ空地が広がっています。

さあ!私もこれを区切りとして、思い出の詰まったふるさとの新しい町づくりに、
改めてどのような活動でその一助になれるのかと、気持ち新たに思いを深くしています。

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