ゲスト
●小森 はるかさん（映像作家）
●永澤 仁さん（クリエイティブディレクター／コピーライター）

息の跡

岩手県陸前高田市、被災した種屋さんの日常を見つめたドキュメンタリーです。
種屋の佐藤さんは、津波と震災の記憶を英語や中国語などの外国語で記録し続けています。

失われたもの、残ったもの、これから現れるもの、そういうもののつなぎ目で、
大地に根を張って力いっぱい生きている佐藤さんの姿はパワフルでした。

立ち上がり、活動し、タネを蒔き、苗を守る。
佐藤さんの手の中で育っていく、緑が眩しかったです。

今回は小森はるか監督と、CMディレクターの永澤仁さんにお話を伺いました。
小森監督は、震災から１年後被災地に移住し、
記録と表現の間で戸惑いながらカメラを回しつづけたそうです。

永澤さんは、ふるさと気仙沼で斬新なスタイルのお魚屋さんを始められたとのこと！
表現するってどういうことか、カメラというものについても、考えさせられる時間でした。

種屋の佐藤さんからは、映画を観た私たちにメッセージをいただきました。
震災を体験された方から教わることは大きいと、私はこの頃殊更に感じています。

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