ゲスト
●渋谷 直角さん（漫画家・コラムニスト）
●大根 仁さん（映像ディレクター）

「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

今回は原作者の渋谷直角さん、そして企画から関わり
映画化に尽力された大根仁監督においでいただきました。
渋谷さんはかつて「relax」編集部にいらした方です。

「relax」、惜しまれながら廃刊となり、
それでも惜しまれすぎて2016年に1号だけ復刊するという、隠れファンの多い伝説の雑誌。

バックナンバーをめくってみると、なんとも謎で面白い！
隅々までちからのぬけたユーモアにあふれていて、思わずニヤニヤ、くすくす笑ってしまうのです。

さて、映画ですが、舞台はおしゃれ雑誌の編集部。
劇中に登場するMaletという雑誌は、実際に渋谷さんが担当して、かなり本格的につくられたんですって。
細部にこそ嘘があってはならない、という大根監督のこだわりです。

監督からは現場の様子、キャストの皆さんのお話をいろいろと伺いました。
妻夫木さんが映画化に意欲をもたれたところからスタートしたという本作。
ご本人は本気の民生ボーイなのだそうです。

妻夫木さんって、「ふつうの人」を演じる天才だなって、改めて思いました。
それから個人的には、安藤サクラさんのぶっ飛びキャラ、好きでした。
原作を読むと、まったく見たことのないすごいキャラなのですが、見事に演じておられます。

それから、大根監督作品の常連、リリーフランキーさん。
面倒くさすぎるライターの役で、やっぱり笑わせてくれました。

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