INFORMATION

2016.04.02
近衛 はな シネマ倶楽部

新作映画紹介 赤塚不二夫生誕80年企画 アニメーション×ドキュタリー「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」

「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」

ゲストは
4月2日:江口 寿史さん(マンガ家)
4月3日:松尾 スズキさん(作家・演出家・俳優・映画監督・脚本家)
4月2・3日:坂本 雅司さん(映画プロデューサー)

 

4月は、赤塚不二夫ワールドにどっぷり。
二日連続で、映画「マンガをはみ出した男 赤塚不二夫」の試写と、
ゲストをお招きしてのトークをさせていただきました。

1日目は、漫画家でイラストレーターでアーティストの江口寿史さんと、
映画プロデューサーで僻地料理研究家の坂本雅司さん。

2日目は俳優で監督で脚本家で作家で……の松尾スズキさんと、
(ひきつづき)坂本さんにおいでいただいてお話をうかがいました。

お三方の語られる赤塚さん、熱かったです。

江口さんは、マンガのなかを流れる時間について深遠なお話をしてくださいました。
松尾さんは、うなぎいぬとバカボンのパパの画を即興で描いてくださいました。
坂本さんは、このドキュメンタリーを作るにあたり百人以上の方にインタビューされたそう。
映画にはおさまりきらなかった秘密のお話も伺いました。

赤塚不二夫さん。
私が物心ついたときには、実写版バカボンのパパのようなお姿で
テレビに出ていらしたのを覚えています。

へんてこな人だなと思って見てたけど、
実は、優しくて、スケールのでっかい人だったんだなぁ。
そしてとても生真面目でシャイで寂しがり屋だったそうです。

愛されたくてしかたなかった人。
これまであまり語られてこなかった人間・赤塚不二夫の姿が、
多くの人の証言によって描き出される、映画には驚きがありました。

赤塚さんの、アシスタントを巻き込んで大騒ぎで
ブレーンストーミングしながら 速攻でマンガを作ってしまう制作スタイルも、
ちょっとすごいと思いました。

そんなわけで近頃は、「天才バカボン」「レッツラゴン」「ギャグゲリラ」
などなど読みまくりで、頭が少々ハイ。

なかでも「レッツラゴン」は初めて読んだのですが、
シュールで衝撃的でした。

 

■バックナンバーから動画・レポートを見ることができます

COPYRIGHT ©︎ OFFICE SASAKI ALL RIGHT RESERVED.