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2015.10.03
近衛 はな シネマ倶楽部

新作映画紹介 「ヴェルサイユの宮廷庭師」

新作映画紹介 「ヴェルサイユの宮廷庭師」

ゲスト
吉谷 桂子さん(ガーデンデザイナー・プロダクトデザイナー)

 

「ヴェルサイユの宮廷庭師」

一コマ一コマが、絵画のような映画でした。

風景と人物の織りなす色彩の美しさ。 舞台は1687年、フランス。
太陽王ルイ14世の治世に、 ヴェルサイユの造園に関わった女性庭師サビーヌ・ド・バラの物語です。

秩序と伝統を重んずるヴェルサイユに彼女が持ち込んだものは
「a lttile chaos(ちいさな混沌)」でした。
ケイト・ウィンスレット演ずる、サビーヌは貫禄があって、なんとも魅力的。
ルイ14世を演じたアラン・リックマンは、本作の監督でもあります。

ゲストには、英国園芸研究家、ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんにおいでいただきました。
吉谷さんはロンドンに7年間お住まいになり、英国の庭づくりを学ばれた方です。

ヴェルサイユ宮殿のお庭について、ヨーロッパ人の持つ「order」という感覚、
イギリス庭園とフランス庭園の違い、色の美意識などについてお話を伺いました。

私もずっと以前パリに住んでいたとき、一度だけヴェルサイユを訪ねたことがあります。
絢爛豪華ですごい・・・
とは思ったのですが、実はちっともぴんとこず。。

今回、お話を伺って、また行ってみたいなと思いました。
あの時より、人として女として成熟していたら、
もうすこしヴェルサイユがわかるようになるのかもしれません。。

吉谷さんからは、上手に年を重ねていく「秘訣」についても伺いました。
素敵な方にお目にかかるとそれだけで元気がでて、
私もがんばろうと思います。 楽しい時間でした。

 

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