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2015.06.06
近衛 はな シネマ倶楽部

新作映画紹介 「きみはいい子」

新作映画紹介 「きみはいい子」

ゲスト
●高田 亮さん(脚本家)
●星野 秀樹さん(プロデューサー)

 

「きみはいい子」

なんだか、子供のころを思い出して、胸がきゅうっとする映画でした。

「そこのみにて光輝く」の呉美保監督、最新作。
期待していたけれど、やっぱり期待を裏切らない、力強い映画。

昨年、監督とお話しさせていただいたことをいろいろと思い出してみると、
人間を一面として描かず、全体として「見つめる」という映画作りの姿勢は、
今作で一段と貫かれているように感じられました。

一部、ドキュメンタリーの手法も取り入れながら撮影されたという、
子供たちの演出に、驚かされます。
誰ひとり、「子役っぽい」子供はでてきません。
みんな、なまめかしい、生まれたまんまの子供たち。

今回は、プロデューサーの星野さん、脚本家の高田さんにお話しを伺いました。
呉監督は、出産直後!
ということで、映像でメッセージをいただきました。
映画が世にでるこのタイミングでお母さんになる呉監督、素敵だなぁ。

星野さんと高田さんのお話からは、作り手の熱が、じかに伝わってきて、
いい作品の後ろには、必ず、目をカッと見開いて真摯に情熱をぶつけている作り手が いる、
ほとんど命がけの思いがある、そのことを思いました。

 

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