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2014.05.10
近衛 はな シネマ倶楽部

新作映画紹介 「ぼくたちの家族」

8新作映画紹介 「ぼくたちの家族」

ゲスト
●早見 和真さん(小説家)
●永井拓郎さん(映画プロデューサー)

 

「ぼくたちの家族」

人ごととは思えない、リアルな家族の肖像が描かれていて心がちくちくする映画でした。

試写会で、まさか、というくらいわんわん泣きました。
今回は原作者の早見和真さん、プロデューサーの永井拓郎さんをゲストにお呼びしてお話を伺いました。

そして当日になって、サプライズが!
石井裕也監督が会場にふらっと現れたのです。
(石井監督といえば、「舟を編む」で日本アカデミー賞をとられたばかりですが、
私は初期の作品の「川の底からこんにちは」が異様に好きです。
あの尋常でない開き直り方……ちょっと凄いのです。。)
監督にも加わっていただいてのお話、楽しいひとときでした。

「ぼくたちの家族」は、監督の20代最後の作品。
早見さんも永井さんも30代ということで、
これから家族を背負って立つ若い世代が、
真っ正面から「家族」をテーマにすえ、本気で描いた作品です。

家族はこうあるべき、とかきれいごとじゃない、
リアリティが溢れている……
なぜなんだろう??

映画でも小説でも、優れた作品は、それを通り抜けると
受け手のなかで何かが「変化」してしまう、
ということがあると思いますが、私にとってはこの作品もそうでした。

きっと多くの方の心に「変化」を起こしてしまう、そういう迫力のある映画だと思います。
ぜひご覧になってみてください。

 

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